放射線科について
放射線科では、医師・看護師と連携をとって、単純X線撮影・CT検査・造影透視検査など様々な検査や撮影を行っています。
検査による被ばくを低減するように努めていますので、疑問やご心配などございましたら撮影担当の診療放射線技師にお尋ねください。
一般撮影
一般的にレントゲン(X線撮影)と呼ばれる検査で、頭部、胸部、腹部や全身の骨や関節などの撮影を行っています。
骨密度検査
骨密度検査とは、骨を構成しているカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が、どのくらいあるのかを測定する検査です。ミネラル成分が不足してくると、骨がもろくなり、骨折しやすくなります。
骨密度検査は骨粗鬆症の早期発見、治療効果判定や代謝性骨疾患の診断に役立つ非常に重要な検査です。
当院の骨密度検査は、前腕の計測を行っています。検査時間は数分程度です。
透視検査
透視検査とは、X線を用いてリアルタイムに体内の様子を確認しながら透視や撮影を行う検査です。
嚥下造影検査(VF)を主に行っています。
嚥下造影検査(VF)は、レントゲン(X線撮影)をあてながら、バリウムの入った模擬食品を実際に口から食べていただいて、口から食べる機能に異常がないか調べる検査です。所要時間は30分程度です。
CT検査
当院ではマルチスライスCT(多列検出器CT)16列を所有しています。
頭部、胸部、腹部、四肢などの断面撮影を行います。
検査内容の必要度に応じて造影剤を使用することもあります。
画像の再構築によって、3D画像をはじめ、あらゆる断面画像も作成することが可能です。